Re::Beatの方針転換について

いつもRe::Beatをご愛顧いただき誠にありがとうございます。 ベアーと申します。

本記事では私たちが大切にしてきた想いとこれからRe::Beatが目指す未来について、皆様に大切なお知らせがあります。

1. Re::Beatを始めた理由

20代の頃、私が東京でも随一の音質を誇るクラブで働いた経験がRe::Beatの原点です。

「音質が良いと音楽がさらに気持ち良くなり、音楽に対する没入感が増す。音楽に没入し気持ちが良くなってくると、一人一人の良い感情が周囲に伝播し空間全体が多幸感に包まれる。」

東京のトップクラスの環境で体感したこの「多幸感」を、いつか地元西原町に高音質でDJを楽しめる場として作りたい。その想いから2016年にDJ BAR Re::Beatをオープンしました。

小さいながら音質に特化した環境でDJパーティーを楽しんでいただくこと。 そしてDJ機器に触れて選曲に挑戦し、人に喜んでもらえたときの幸福感を味わっていただくため、初心者のDJ体験も歓迎してきました。

この「地元西原町で、高音質な音楽体験を通じて多幸感を共有する」という想いは、今も変わらず私たちの核となっています。

2. 今、私たちが目指す新しい姿

そしてその核となる想いを、さらに深く純粋な形にアップデートさせたいと考えています。

当店が今最も大事にしたいこと。それは「純粋に心から愛する音楽(心の奥底に秘めた熱量)を表現できる場を作り、地域の人たちが音楽愛や地元愛を表現できる世の中にしたい」 ということです。

流行り廃りにとらわれず自分たちが本当に良いと信じる音楽。 それを最高の音響環境で妥協なく表現し共有できる場所。 そしてここ西原から音楽愛や地元愛を発信していくコミュニティの拠点となること。

それが私たちが目指す新しいRe::Beatの姿です。

3. 新しい姿を実現するための決断

この新しいビジョンを実現するため、私たちは大きな決断をいたしました。

① 近隣住民をターゲットにしたDJパーティーの終了

近年音楽の楽しみ方は驚くほど多様化しています。 不特定多数の方に向けたDJイベントでは、ご来店いただくお客様一人ひとりに心から「満足」していただける深い音楽体験を提供することが難しくなっているのではないか、と感じるようになりました。

私たちが目指す「最高の音楽体験を提供する」空間であるために、 今後Re::Beatは近隣の皆様をターゲットとした不特定多数に向けたDJパーティーの開催を終了し、より専門性の高い音楽空間へと舵を切ります。

② DJイベント主催者とそのコミュニティのための空間へ

これからのDJ BAR Re::Beatは「DJイベント主催者(オーガナイザー)とそのコミュニティのための空間」 として、その役割をより一層特化させていきます。

私たちの強みは、県内でもトップクラスの評価を頂いているサウンドシステムと、空間を彩るこだわりの照明、そして近隣を気にせず大音量を出せる環境、さらに小規模だからこそ生まれる濃密な一体感です。 この当店のポテンシャルを最大限に活かすことができると考えています。

アンダーグラウンドな音楽に特化した、ニッチであっても熱量の高いDJパーティー。

それこそが主催者とそこに集まるコミュニティ(お客様)にとって、この場所でしか体験できない「最高の夜」を生み出すと確信しています。 そしてこの取り組みこそが今後が目指していく「音楽愛や地元愛を表現する場」を実現する道だと信じています。

私たちはDJイベントの主催者一人ひとりと真摯に向き合い、そのこだわりや世界観を最高の音で実現するため、主催者とそのコミュニティと共に素晴らしい夜を演出することに専念してまいります。

「自分のこだわり抜いた選曲を最高の音で鳴らしたい」
「小規模でも本当に音のわかる人たちと濃い空間を作りたい」
「大音量でアンダーグラウンドなパーティーを実現したい」

そうした情熱を持つDJ、オーガナイザーの皆様と最高の夜を創れるように精進してまいります。

4. 最後に

これからも当店は音楽と真摯に向き合い、皆様の「音楽愛」「地元愛」が表現できるここでしか味わえない「深い音楽体験」を提供し続けてまいります。

今後とも変わらぬご愛顧のほど、何卒よろしくお願い申し上げます。

DJ BAR Re::Beat ベアー